ラムネの作り方!家庭で簡単においしいラムネができちゃう

実験・研究

ラムネは子どもから大人まで人気のお菓子で、市販のものだけでなく自宅で手作りすることも可能です。
火を使わないので、子どもと一緒に楽しく作れますし、夏休みの自由研究にもおすすめです。
今回は、ラムネの基本の作り方とアレンジ方法を紹介します。
シュワシュワ感の正体や失敗しないコツもお伝えしますので、ぜひチャレンジしてみてください。

ラムネの基本の作り方

まずは、ラムネの基本の作り方を見ていきましょう。材料は4つだけで、手順もとても簡単です。

材料(約20個分)

  • 粉糖 50g
  • コーンスターチ 10g
  • クエン酸 小さじ1/2
  • 重曹 小さじ1/2

作り方

  1. ボウルに粉糖とコーンスターチを入れてよく混ぜる。
  2. クエン酸と重曹を加えてさらに混ぜる。
  3. 型に詰める。
    型はなければ、スプーンやカップなどで代用できます。
    型に詰める際は、指でしっかりと押し付けて空気を抜くことが重要です。
  4. 型から外して、半日ほど乾燥させる。乾燥させるときは、湿気の少ない場所に置きます。オーブンやトースターを使って加熱することもできますが、温度が高すぎると焦げてしまうので注意してください。

ラムネのシュワシュワ感の正体は?

ラムネが口の中でシュワシュワと感じるのは、クエン酸と重曹が反応し二酸化炭素の泡が発生するためです。
この反応は、水分が加わると起こります。
ラムネを作るときには水分を加えないので、反応は起こりませんが、口の中に入れると唾液の水分で反応が起こります。
このとき、周りの熱を吸収するので、ひんやりとした感覚も得られます。
この現象は、化学反応の一種で、吸熱反応と呼ばれます。

ラムネのアレンジ方法

基本の作り方でラムネができたら、色や味を変えてアレンジしてみましょう。
お好みのかき氷シロップや食紅を加えると、カラフルなラムネになります。かき氷シロップや食紅は、クエン酸と重曹を混ぜる前に加えます。
また、パチパチキャンディやガムなどを混ぜると、食感や味に変化がつけられます。
パチパチキャンディやガムは、型に詰める前に加えます。
重曹を入れないと、シュワシュワ感はなくなりますが、ふんわりとしたラムネになります。
重曹の量を調節することで、シュワシュワ感の強さも変えられます。

ラムネづくりで失敗しないコツ

ラムネづくりはシンプルな作業ですが、完璧な結果を得るためにはいくつかのポイントを抑えることが必要です。
まず、粉糖とコーンスターチはよくふるってから使うと、ダマができにくくなります。
また、クエン酸と重曹は純度の高い食用のものを使いましょう。
掃除用のものは不純物が含まれていることがあります。

次に、型に詰めるときは、空気を抜くように指で押し付けることが大切です。
空気が入っていると、乾燥させるときにひび割れや崩れが起こりやすくなります。

最後に、乾燥させるときは、湿気の少ない場所に置くことがポイントです。
湿気が多いと、ラムネが固まらなかったり、カビが生えたりする可能性があります。
乾燥させる時間は、ラムネの大きさや気温によって異なりますが、半日から1日くらいが目安です。

実験みたいで楽しい!親子でラムネづくりを楽しもう

ラムネづくりは、材料を混ぜて型に詰めて乾燥させるだけの簡単な作業ですが、化学反応が起こるので、実験みたいで楽しいです。
子どもと一緒に作って、色や味を変えてオリジナルのラムネを楽しんでみてください。
夏休みの自由研究にもおすすめです。
ラムネのシュワシュワ感の正体や吸熱反応について調べて、レポートにまとめると、より学びになります。
ラムネづくりで、親子のコミュニケーションや科学の興味を深めてみませんか?

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