出産の時のお話

◆コラム・エッセイ

出産2日前

【13:30】入院開始

入院するお部屋に移動すると、まさかのエアコンか故障中でした。
ナースステーションに一番近い部屋だよと看護師のおかあちゃんに連絡すると、警戒されてるねぇと苦笑いっぽい反応が返ってきました。
確かに同室のママさんたちは、車いすに乗ってるし、点滴に繋がれてるし、ドーナツクッションと格闘してるし…

【14:00】

内診後、治療説明…って聞いてたのに、突然バルーンを突っ込まれました。
補足:バルーンというのは子宮口に入れる風船です。
“子宮頸管拡張器” で画像検索するとイメージがわくとおもいます。

マジで入れる前に言って!
普通バルーンって子宮口が1cm位空いてる人対象にやるから痛くないけどね!
私ゼロ発進だょ!痛いでしょーが(怒)
出血してるやん!
ちょっと先生!「やりなおしやな」ってセリフ聞こえましたけど!
ちょっと看護師さん!「このナプキン付けてくださいねー」って中に入れられている最中でひいひぃ言ってる私に受け取れと!?
ついでにコレはナプキンでなくてオムツ!!!
なんつー効率重視!!!
とにかく終わってから言えぇっ!

当時のままちゃん心のテンションより

力入る前に「ぶすっ!グリグリグリっ!」
…は先生なりのやさしさだったのかもしれませんが、ゆっくり息を吐いて力を抜けばそんなに痛くないはずだったと思います。
ママちゃんは軽く人格崩壊しましたが、検診と同じく痛いかどうかは人によるそうです。

これで子宮口が開かなかったら、次は大きいのがを入れるそうです。

もう内診台に座ったら、先生なんて信じない
あいつらは「内診するねー」って言いながら、恐ろしいモノを入れてきやがる

当時のままちゃん心のテンションより

放心したまま、棒読みの礼を言うてその場を去りました。

【18:00】夕食

①切干大根化した謎のしっとり揚げカス入りのエビチリ
②キノコのバター煮込み。油味
③保温水滴でべっちゃり米
④葡萄二粒
⑤中華サラダ無味

わーぃ部屋まで持ってきてくれたーセレブ飯だー…

実はセレブっぽい至れり尽くせりの出産にあこがれていたままちゃん。
双子という事で、病院からお断りされて、双子を受け入れてくれる病院というので病院を選ぶことになりました。
なので夢を見るのはもうあきらめてましたが、なかなかに理想と現実がかけ離れすぎてて、結構【無】になっていたように思います。

【20:00】いっぱい眠れと言われたので眠る

緊張で疲れて新生児と怪獣(新生児なのが信じられない程に声が大きい子)の大合唱の中で爆睡でした。

バルーンがどうなるかは次へ >>>

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