システムエンジニア歴20年。 子育て歴7年のママちゃんです。
「情報」という教科の高校教員免許も持っています。
(先生になりませんでした)
プログラミングなら、塾にお金払わなくても教えてあげられるんじゃない?と思いまして、年長さんのタイミングでプログラミングを教えてあげられないかと色々調べてみました。
親の視点からプログラミングについてのお話しを色々できればと思います。
はじめに
子ども向けプログラミング教室で使われているソフトの特徴を親目線で紹介します。
今回はMinecraft(マインクラフト)
マイクラと呼ばれ、幼児から大人までに愛されているゲームです。
公式サイトはこちらです → https://www.minecraft.net/ja-jp
任天堂Switchや、スマホゲーム・PCゲームとして有名ですが、
これがプログラミング教室での教材として選ばれています。
ただのゲームをプログラミング教室で教えてもらうのは少し抵抗ありませんか?
プログラミング教室で教えているのは、ゲームのマイクラとは別の物となります。
おうちで、お子さんと一緒にやってみれるか検討してみましょう。
Minecraftはこどもの勉強になる?
「ルールやゴールはありません」というのがよく目にするマイクラの説明なのですが、
一番近いのが、「積み木遊び」&「ままごと」ではないかなと思います。
Minecraftでは、木や石・草・水等、全ての世界が正方形で表現されており、
これをつみ上げる事で色々な建築を行い、
作り上げた町を使って、疑似生活を楽しみます。
マイクラには学習につながる要素がたくさんあるので紹介します。
数学の立体の感覚をつかめるようになる。
ゲーム画面からも納得です。
よくある積み木の問題と同じなのかなと思います。
計算が得意になる
作りたいものをイメージして、それを作るために
アイテムをいくつ集めたらよいのか計算できるようになっていきます。
ストーリーライティングが学べる
Youtubeでマイクラの寸劇を行っている方がたくさんいらっしゃいます。
自分でオリジナルのストーリーを考え、それを表現できるようになります。
元素の実験ができる
教育版の機能をONにすると、元素を組み合わせる実験ができるようになります。
Hが2つと、Oが1つでH2O(水)ができました。
プログラミング教室では何を教えるのか?
冒頭で挙げた通り、ゲームのマイクラを教えるわけではありません。
そのためYoutubeで自作の通常とは違うゲームを紹介している動画をみて、
こんな事をできるようになりたいと思ってプログラミング教室に行ってみても
恐らくできるようにはならないと思います。
(マイクラで「Java」を勉強しようという教室なら使えるようになると思います)
こども向けプログラミング教室では、
MakeCodeというツールを使って、マイクラのキャラクターを動かすことで
ビジュアルプログラミングをお勉強するというものになります。
必要な経費
・PC・タブレッド・スマートフォンのいずれかが必要です。
・minecraft Edication :年間 12米ドル必要です
・MakeCode : 無料です
お勉強の仕方
タブレッドでも動作可能です
まずは教育用マイクラ(minecraft Edication)をダウンロードします
こちらの説明に従って設定したのち、課題をクリアしていきます
Get setupから順に進めるようになっています。
英語ですが、ブラウザの翻訳機能を使えば、問題なく読めると思います
スクラッチ(SCRATCH)とマイクラ(MakeCode)どちらがよい?
どちらもビジュアルプログラミングを学ぶためのツールになります。
初めてプログラミングを行うのであればスクラッチがおすすめですが、
マインクラフトの改造やより高度なプログラミングを学びたい場合はMakeCodeを選ぶのもよいと思います。
スクラッチ(SCRATCH)
無料
自分の好きな世界を簡単に表現できる
何から始めればよいのかがわかりずらい
マイクラ(MakeCode)
有料(12米ドル)
順を追った課題がわかりやすい(スクラッチより遊びではなく勉強の要素が強い)
ビジュアルプログラミングから、Python/JavaScriptを学べる流れとなっている
マイクラ好きにはたまらない
ためしにやってみて
スクラッチよりはインストールや設定が必要なため、個人で行うためのハードルが高いですが
ゆっくりチャレンジしてみるのも楽しいと思います。
ぜひ検討してみてください。
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